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深く反省したあとで、浮上するのが苦手

☆前の記事へのコメント等ありがとうございました。
 浮上してからお返事させて頂きます。
 以下では、うじうじしたことばかり書いています。
 


 先日の出張の代休を消化中である。
 今日は一日予定もなかったので、久々に行ったことのないカフェにスコットくんと行くつもりだった。
 いつも走っているのとは違う方面に行って、ちょっと冒険しよう。
 ついでに、新しいヘルメットの使用感も試してみて、うまいこと咀嚼できそうだったら、ブログで紹介してみよう。
 そんな風に考えていた。

 だが、計画は完全に頓挫したのである。
 
 13時40分頃、家を出発。
 ルートはGoogle Mapsで確認済み。とはいえ、大まかな方角だけを理解していただけだった。
 示されているルートが、車通りも歩行者も多い道だと知っていたため、ちょっと遠回りしよう、と別の道に行く。

 途中から、完全に初めて通る道になった。
 こっちだろう、と思った道が違ったので、元来た道を少し戻って。
 ハンドルに付けたスマホの画面をちら見して、GPSの動きを確認し、「あ、この道であっているぞ」と思ったとき。

 「あ、危ない」という声。
 目の前に歩行者がいた。
 
 気づかないうちに、駅前の人通りの激しい道に差し掛かっていた。
 しかも、画面を見ていたために自動車用の信号の存在を見過ごしてしまい、しかも前方不注意で、青信号に変わったばかりの横断歩道に侵入してしまったのである。
 目の前には、ご老人。私の後ろには、その奥様とおばさま(おそらく娘さん)が。
 不幸中の幸いのことに徐行運転だったので、すぐに停止できて、誰にもぶつからず、また自分が誰かを巻き込んで転んでしまうこともなかった、のだが。
 一歩間違えれば大事故である。
 
 ご主人と娘さんは、当然のことだが、たいそうお怒りだった。
「何を考えているんだ」「青信号だぞ」「非常識だ」「警察沙汰ですよ」と前後から怒鳴られた。
 「すみませんでした、申し訳ありませんでした」と繰り返すしかなかった。
 結局、奥様が、「もう行きましょうよ」と声を掛けてくれたので、3人の家族は横断歩道を渡ってくれたのだが、その後も娘さんはこちらを何度も振り返って、睨んでいた。
 
 心臓がばくばくして、手が震えて、あ、やばいと思ったときには泣けてきた。
 とりあえず大通りを逸れ、なんとか腰掛けられる場所を見つけて、座り込む。
 涙が止まらなくなって、何度もタオルで拭ったのだが全然視界は開けなかった。

 歩行者の方に迷惑を掛けたのは2度目。
 1度目のときは、徐行がうまくできなくて、子供にぶつかりそうになって、どうしていいか分からなくなって転んだ。
 そのときは、こちらがぺしゃんと転んだこともあって、子供さんを連れていたお母さんから「大丈夫ですか?」と声を掛けてもらっていた。
 でも、あのときだって、今日みたいに怒られていても全然おかしくなかった。

 なんで泣けてしまうのか、説明するのは難しい。
 
 怒られて、心臓がバクバクしてしまった、というのが恥ずかしいけれど一番最初の反応。
 それから、情けなくて仕方がなくなった。
 地図がちゃんと読めていれば、信号を見逃さなかったら、ちゃんと前方を見ていれば、こんなふうにならなかったのに、と。
 
 反省することもあった。
 スコットくんが来たばかりの頃、少し遠出をするときは、事前に何度もルートを頭の中でシミュレーションしていた。
 交差点の名前も憶えて、乗っている間はそれを見逃さないようにガチガチ緊張して、そういうふうに乗っていた。
 最近はスマホのホルダーもあって走りながらも地図が見られるし、ちらっと視線を落とすくらいにできるし、と思っていた。
 ロードバイクで出掛けることに慣れてきていて、過信や油断があったように思う。
 
 そもそも向いていないのかな、という気もした。
 自動車の免許を取るときだってすごく苦労したし、散々向いていないと言われたし。
 地図を見て、空間的に物事を把握して、目的地に向かって、というのは、得意不得意があることで。
 不得意な人だって練習すればできるようになるのだろうけれど、練習中に誰かに迷惑を掛けるくらいなら、電車に乗ったり歩いたり、公共交通網がないなら誰かに車を出してもらったり、そういうふうに生きていくことだってできるし、多分そのほうが世のためにはなる。

 自分がやっていることが、すごく自分本位なんじゃないかとも思えた。
 ヘルメットかぶっているのは、自分が事故にあったとき、自分を守るため。
 自転車保険に入ったのは、自分が事故を起こして賠償する必要が生じたとき、金銭的負担をカバーするため。もちろん、お金を払えば相手の怪我が治るわけではないし、それが後遺症が残るものであったり、生死にかかわるものであったりしたらなおさらだ。
 最近、自分の住所や緊急連絡先、血液型とかを書いたEmergency cardのようなものを作って、自転車に乗るときに持ち歩こうかな、というアイディアをあたためていたのだが、それも結局のところ、自分を守ることにはつながっても、誰かを守ることにはつながらない。
 自転車に乗るというのは、私にとっては生活に必須なことではなくて、ただの趣味で、でも、街を歩いている人からしたら、「ただの趣味で危険な自転車乗るなよ」と思うかもしれないし、そういう人が自転車との接触事故にあったりしたら、本当に納得いかないと思う。
 こちらは、「自転車に乗る楽しさと、乗るリスク」を天秤に掛けて乗っているわけだけれど、歩行者は、何も便益がないのに、リスクだけは担うことになるのだから。

 涙は止まらないし、心臓はドキドキしているし、手は震えているし、で、今日はもちろんサイクリングは断念。
 家に帰るために自転車に乗るのすら、ちょっといやだった。
 人の多い道は通りたくない、とあれこれ道を変えたせいで、なかなか家に着かなくて、すごく怖かった。
 
 たぶん、話は単純なのだ。
 ルートの事前確認が不十分になっていた。
 前方をちゃんと見ていなかった。
 これが反省点。

 だから、ちゃんと事前にルートを覚えるようにする。
 道が不安でも、走っている間は前だけ見ておく。ルート確認は停止してから。
 これが改善策。書いていて、悲しくなるくらい当たり前のことだけれど。

 反省して、やるべきことを整理して、それですっきり元気になれない自分がいやだ。
 午後から、諸々の用事を済ませるため、再び外出したのだが、ちょっと迷ったけれど、「徒歩だな」と思ってしまった。 
 
 帰り道、イヤホンで音楽聞きながら、iPodの画面をいじっている自転車にぶつかられそうになった。
 2秒くらい目があった。
 私はびっくりしていて声が出なくて、何も言えなかった。向こうも何も言わずに、走り去って行った。
 誰かを引いてしまうよりは、引かれるほうがましだな、と思った。

Comments

こんばんは。(長文になります、スミマセン)

自分は自転車を趣味にするずーっと前に(15年位前?)、軽い追突事故を起こした事があります。

詳細は略しますが、同じく物凄い剣幕で怒鳴られました。当然です。

だから今回のブログを読んで《乗る人さんもあの時の自分と似た様な心境なんだな》と思いました。
➖➖もう少しで相手に大怪我をさせてしまったんじゃないか➖➖
そう思うと自分という存在が情けなくなって。

今回事故を起こさなかったのは良かったですが、もう少しで接触事故になりかけたのですから、キツく怒鳴られるのも仕方ないですよね。(その場を見たわけではないので、怒鳴られた程度が如何程かは分かりませんが。)

少し前に新宿へ旅行しに行きましたが、《街にクロスバイクやロードバイクが多くなったなぁ》と思ったのと同時に、逆走、イヤホンしながらの運転、歩道をそれなりのスピードで歩行者を縫う様に走っていたりetc、ルールめちゃくちゃな状態に驚き、《これでは歩行者やドライバーからは“自転車は交通ルール守らないから危ないんだよ”と嫌われちゃうな》と感じました。

つまりそのご家族と思われる方々も日頃から《自転車はルールめちゃくちゃだから危険》と思っていたところ、今回の状況になり怒鳴ってしまったのかもしれません。

あくまでも想像ですが。

けれども、もう既に乗る人さんは安全に乗るための答えを見つけているじゃないですか?

①出かける前にはルートを下調べする。
②前方注意はもちろん、車線変更や停車する時には左右&後ろも確認。

③道が不安になってもGPSとして使っているスマホは、停車してから確認する。

公道を使って遊ばしてもらっているんですから、ルールはもちろんマナーも心がけたいですね。
今回の出来事をきっかけにより一層、安全運転に心掛けましょうよ。

乗る人さんが元気回復、またロードバイクに乗ってブログを書く事を待ってます。

P.S, (現時点では着用はルールではなくマナーの)ヘルメットも被っているし、自転車保険も加入していますし、乗る人さんは立派なローディーですよ。
なお6/1より道交法改正で自転車も対象ですから、今迄以上に安全運転に注意ですね。

元気を出すのってパワーが必要ですよね

しっかりと反省し、やるべきことも整理できているようなので早く元気になって
自転車に楽しく乗れるようになることをお待ちしています。


はじめまして。

不注意で他人に怪我をさせそうになった事が怖かったんですね。
確かに歩行者からすれば一方的にリスクを負ってるのかもしれません。
なので、私達に出来るのは周りにリスクを与えないように乗るだけです。

そして、ここまで自分を責めている乗る人さんは、もう他の人にリスクを与える運転はしないと思います。

今は心が下を向いてるかもしれませんが、近い日にまたハンドルを握り顔を上げて笑顔で走れる日が来るのを願ってます。


それと、
引いてしまうのはもちろん、引かれるのもダメです(`・ω・´)

こんにちは♪

あららら、
危なかったけれど誰にも怪我が無くて良かったじゃないですか、
しかも「これじゃぁ危ない」と言う事にも気付けた。
ラッキーじゃないですか。

自分を守る事は結果として誰かを守る為でもあります。
最近は自転車に乗るにも良い季節になって来て、通勤でロードバイクに乗ってる方を、朝夕と良く見かけますが、
誰一人ヘルメットを被ってません。
もし車や他の自転車と事故を起こして乗る人さんが大怪我をしたら、相手は賠償しなければならない、
それが入院費なのか?自転車の修理代なのか?
ヘルメットを被ってるかそうじゃないかでその額は大きく変わって来るでしょう。
確かにサイクルスポーツは興味の無い方々から見れば、「自分勝手な暴走自転車」なのかも知れません。
でもそれは誰もが同じなんじゃないでしょうか?
誰だって趣味を持ってる人は多かれ少なかれ周りを巻き込んでるんだと思います。
そしてスポーツ自転車に乗る人はそんな事を踏まえて、
車通りの少ない道や人気の少ない山道に向かってしまうんじゃないでしょうか?
でも、この狭い日本じゃ何処に行っても1人っきりになるのは難しいんですよね、
今回のことを良い機会にしてこれからは走るルートを厳選出来るんじゃないでしょうか?
そしてこれからもスコットくんに乗り続けて、その経緯をブログに綴って欲しいと思います。

だから、「ひかれるほうがましだ」なんて2度と思わないで下さい。

はじめまして

はじめてコメ入れさせていただきます。

今回の事、本当にどなたもケガをされることがなくてよかったです。
そうですね〜やはり慣れてくると色々なことがつい疎かになってしまいますよね。
そんな頃に今回の様なことがあって改めて気を引き締めて、マナーやルールを守らなくてはと気付かされますよね。
わたしもまだ初心者でして、やっとこさロードバイクに慣れてきた感じです。
ついつい横着なことをしてしまうことも…
怒られてしまって涙したけれど今回は初心に立ち返る良い機会だったと思いませんか?
だからひかれるほうがましだなんて思わないでくださいね!
そして自転車嫌いにならないでくださいね!(そんなこと思っちゃいないですよねw)

乗る人さんがまた元気に、楽しく自転車に乗れますように!!
強く願っております。

はじめまして。

大変な思いをされたのですね。
人を傷つける可能性を実感されて怖かった事と思います。不本意な事態を招いて凹むのも分かります。
ですが早く浮上して下さい。
反省して、悪い点も自覚されてらっしゃる(*^_^*)
誰かの許しが必要とは思えないので、これからをより楽しむ為の義務的なルールが増えたと思って。
ルートの事前確認も必要ですが、迷った時は降りて周囲と位置確認。
迷ったらライドにオマケが付いたと思ってo(^_^)o
これからチョクチョク寄らせてもらいます。おまけ付きライドのUP。
楽しみにしていますよ。

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のるえ

Author:のるえ
2014年11月22日からロードに乗り始め、未だ飽きる気配なし。
相棒は、SCOTT Speedster 20(2015年モデル)のスコットくん。

 

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