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3か月記念に納車までを振り返る

 最近ロードバイクを始めました、的な女性ローディさんのブログが好きで、毎日いろいろ拝見している。
 「自己紹介」、「ロードバイクを始めた経緯」、「どうしてそのロードバイクを選んだのか」を書いていらっしゃる方が多くて、私も書いておけば良かった、といつも思っていた。
 私は納車時期が決まって、前金を払ったあたりから、ブログを始めてしまったので(その時は、『納品』って書いていた。不慣れ感が滲み出ている)。

 自己紹介はまあいいとして、ロードバイクを始めた経緯や、このスコットくんを選んだ理由は、備忘のために残しておきたい。
 そこで、スコットくんが我が家に来てから3か月目の節目に、そして記憶がまだ鮮明であるうちに、振り返ることにする。

【2014年8月初旬。当時の彼氏にふられる】
 遠距離中の彼氏に、私にとっては唐突にふられた。
 一週間後には、彼に会いに行くために夏休みを取っていたのに。
 自分でも驚くべきことなのだが、朝泣きながら目が覚めて、昼間に会社のトイレで涙が出てきて、夜も寝付くまで泣いてしまう、という日が続いた。
 こんなこと、初めてだった。

【2014年8月15~16日。弱虫ペダルを知る】
 「彼氏にふられたよぅ。夏休みが無駄になっちゃうよぅ」と親友・ペダルちゃん(今はHQに鞍替えしているけど)に泣き付いて、彼女の家に泊まりに行くことに。
 愚痴って夕飯食べてカラオケ行って愚痴って「さぁ、寝るべ」というときになって、おもむろにテレビのチャンネルに手を伸ばす彼女。
「騙されたと思って、弱虫ペダル見てみて。巻島と東堂のシーンだけでもいいから!」と説得され、眠いんだけどな、と思いつつ見始めて。
 撃沈。
 面白いシーンまで飛ばす?と聞いてくるペダルちゃんに、「今のシーン、巻き戻して!」と言ってしまうほど。

【8月後半~9月前半。ロードバイク購入を意識する】
 弱虫ペダルを知ってから、楽しくオタク活動に勤しむ。
 一方、会社では、今まで何も言われなかったことで先輩に怒られたり、後輩や同期の活躍が目についたり、という場面が度々。
 今から振り返ると完全に私の被害妄想で、自分のやっていたこともちゃんと評価されていたと後で知ることになるのだが、当時は、「この部署で私って役に立っているのかな」、「実力足りていないじゃないかな」と思うことばかりだった。
 普段は、日常生活のもやもやを、オタク活動ですっきり解消できていた私。
 でも、失恋の痛手と仕事への自信喪失の両方を、いつものオタク活動でカバーすることはできなかった。
 こんな風にうじうじ、くよくよしちゃうのは、身体を全然動かしてないせいかも、ストレス発散できす趣味が足りてないのかも、と思い始めた。
 そのとき、なんとなく頭の片隅に、「ロードバイク買ったら楽しいかも…」という想いが浮かんだ。
 ペダルちゃんと一緒に、初めて足を踏み入れた自転車屋さんが渋谷のY’s Roadさん。確か9月6日。
 店員さんに押さえてもらって跨ってみた。サドル高い! 足付かない! ペダルちゃんもやってみなよ!と大はしゃぎした。
 とっても楽しかった。

【9月29日。仲間を見つける】
 元部活仲間・みどちゃんとらぴちゃんと、弱虫ペダルの映画を見に行く。
 映画を見る前にご飯を食べているとき、らぴちゃんが突然言った。
「映画見た後に言うと、影響されたみたいに思われるから先に行っとくけど、私、ロード予約しているんだよね」。
 そのとき、みどちゃんは真性のペダルオタ、私はにわかペダルオタ、らぴちゃんはペダル未見だったので、本当に驚いた。
 このとき私の中で、「ロードバイク買ったら楽しいかも」が、「ロードバイク買ったら絶対楽しい!」に変わった。
 考えてみると、部活に入ったときも、私はこの部活に一緒に入ろうよって言い出したくせに、直前で「やっぱり運動部不安……」ってなったのに対して。
 らぴちゃんは「私はもうここにするって決めたよ!」と言ってくれた。
 全然本人には自覚ないだろうけど、そのときも、今回も、背中を押してくれたのだ。

【10月12日。自転車について考え始める】
 ロード買うぞ!って決めてから、じゃあどのロードにしようかな、と考え始める。
 最初に相談したのは、新宿のY’s Roadさん。
 メーカーはSCOTT一択。
 応対してくれた店員さんは、「渋いですね! 最近若い女性で、ロード始める方って漫画の影響で、リドレー、ビアンキ、ピナレロ、キャノンデールあたりが絶対にいい!って方が多いんですよねぇ」と言ってくれた。
 まさに私も同じような理由でSCOTTがいいんです、と今更言い出せる雰囲気ではなくて、曖昧に話を合わせてしまった。
 オタクの神様に懺悔。
 そのときは、予算は10万円代前半って思っていたので、CONTESSA SPEEDSTER 25、35、45とか、SPEEDSTER 50辺りの納期を確認して頂くことにした。
 あのエリートちゃんが、ちゃんと私の手の届く範囲の自転車も展開しているメーカーに乗っていてくれて本当に良かった、と思った。
 TIMEさんとかデローザ様に乗っていたら、お財布がもっと大変だった。

【10月14日週。お世話になることになる、実業さんのいるお店へ行く】
 新宿のY’s Roadさんは初心者も相談しやすいし、お店に入りやすい雰囲気でとてもありがたかったのだが、いかんせん家から遠い。
 納車のときに困らないよう、近場のお店で注文した方がいいかも、と考え始める。
 「○○(←地名)、ロードバイク、専門店」で検索して出て来たお店に会社帰りに突撃。
 今振り返ると、こんな有名店によく一人でがんがん行ったなぁ、と思うほど。
 そこで応対してくれたのが、イケメンで優しい実業さん。
 パンフレットを見せてくれつつ、色々相談に乗って下さり、身長や股下をはかったり、自転車以外に買わなくてはいけないものを教えてもらったり。
 すごく安心感があって、ここで購入することを決意。
 SCOTTのCONTESSA SPEEDSTERと、SPEEDSTERの安めのモデルの納期をまとめて確認してもらう。

【10月18日。SPEEEDSTER 20の存在を認識する】
 確認して頂いた結果、私が挙げていたものは2015年明け~春の納車になる、とのこと。
 できれば年内に手に入れたいとお伝えして、「私が乗れるサイズがちゃんとある」、「価格帯が予算になるべく近い」と言う条件を満たすSCOTTの自転車を教えてもらった。
 そこで紹介されたのが、SPEEDSTER 20.
 15万超えは当初考えていなかったので、目に入ってさえいなかった。
 でも、見れば見るほど、なんとなくSCOTTぽいなぁ、可愛いなぁ、と思えてくる。
 実業さんは、「頑張れば乗れますけど、サイズはジャストフィットってわけでもないです。ANCHORの女性モデルだと、サイズも勿論問題ないし、予算も色合いも、当初の予定通りにできますよ」とアドバイスをくれて、SCOTTとANCHORのパンフレットを持たせてくれた。ゆっくり考えてみて下さい、と。

【10月20日。やっぱりSCOTTにする】
 ペダルちゃん経由で連絡を取っていた、ロードの大先輩・師匠ちゃんからは、「サイズ的に大丈夫で、予算も頑張れるなら、最初に欲しいと思ったものを買った方がいいよ。その方が乗るよ」とアドバイスをもらった。
 うんうんと悩みつつ、成田空港へ。
 19日~26日まで、仕事の都合でスイスへ出張だったのだ。
 そう言えばSCOTTもスイスのメーカーだったな、と思うと、運命みたいに思えてくる。

 こんな景色を眺めたりしながら。

IMG_0044 (1)

 やっぱり最初に思っていた通り、SCOTTにしようと決意。
 20日、実業さんのお店に「やっぱりSPEEDSTER 20で予約して下さい」とメール。
 帰国後にうかがいます、と言っていたくせに、スイス到着の夜に連絡してしまった。
 実業さんはあとから、「あれには驚きましたよー」と笑っていた。

 スイスでは、こんな絵葉書も購入。
 早くMY BIKEがほしい、という想いが強くなった。

FullSizeRender (41)

 SPEEDSTER 20を仮予約してからは、この写真を携帯電話の待ち受けに。
 どーん。

 FullSizeRender (42)

 会社でつらくなると、トイレにこもってこの待ち受けを眺めたり、早めに帰って実業さんのお店に寄ったりしていた。
 
 去年、当時の彼氏にふられていなかったら弱虫ペダルにはまっていなかったかもしれないし、仕事で落ち込んでなかったら、弱虫ペダルにはまっていてもロードバイクは買わなかった。
 多分、あのとき、人に左右されずに、一人でも楽しめるものがほしかった。
 一番落ち込んでいたときを乗り越えるために、なるべく早くそれを手に入れたいと思っていた。
 うじうじくよくよせず、誰かが何か言ってもさらっと流せるくらい、強くなるための何かがほしかった。
 それが、あのときの私にとってはロードバイクだった。


 ふぅ。いっぱい書いた。 
 3か月分のスコットくんへの感謝を込めてありったけ書いてみた。
 これで1年後とかに「……なんで自転車に、こんな高額出費したんだっけ…?」ってことにはならないぞ。
 

Comments

祝納車

少し背伸びしても欲しいと思った物を選択されたことは大正解です。
これからは自転車絡みの物欲との楽しい戦いが始まります。
物欲こそ生きるエネルギーで、貴方の人生を豊かにしてくれることでしょう。
精々自転車ライフを楽しんでください。

人生で最も辛かった時に、
人生で最高の出会いをしたんですネ♪

もしかすると、これからロードバイクを乗っていて、辛い坂道に出会うかもしれません、仕事でも、
でも、ロードに乗ってる人はみんな口をそろえてこう言います、
「乗り越えた時の達成感は、何物にも換え難い」
これからも素敵な自転車人生を送ってくださいネ♪

こんばんは。

乗る人さんがロードバイクに乗る“きっかけ”、深いものがあったんですね。

仲間とツーリングする事もできますが、自転車は“1人”でも始められますし、走っている時は日常生活、人間関係、仕事、家族…etcでのストレスを忘れる事が出来たり、ロングライドやヒルクライムで『自分の力だけでこんなに遠くまで来た』『こんな高さまで来た』って達成感もありますよね。
自分で初めて100km走った時は感動しましたし。

乗る人さんにとってロードバイクが、これからも《強くなるためのなにか》を教えてくれるといいですね。

Re: 祝納車

ヤスさん
 コメントありがとうございます。
 そうですね、結果的には今の自転車にして本当に良かったと思います。
 色々備品も集めつつ、大事に乗っていきます。

Re: タイトルなし

saxwolf様 
 コメントありがとうございます。
 
 確かに最高の出会いでした♪ 
 これからもまったり楽しく乗っていきたいと思います。
 

Re: タイトルなし

イチロー様
 コメントありがとうございます。
 まあ一言で言うと、「ふられた時期に弱虫ペダルにはまったの」というだけかもしれないのですが笑、自分としては大きな変化でした。
 これからも楽しく乗っていきたいと思います!
 

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のるえ

Author:のるえ
2014年11月22日からロードに乗り始め、未だ飽きる気配なし。
相棒は、SCOTT Speedster 20(2015年モデル)のスコットくん。

 

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