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母校探訪

 今日はスコットくんと、私の母校を訪れてみた。
 
 卒業して10年弱。
 校舎や周辺の様子に変わったところは殆どなくて、懐かしくなる。
 そんなに愛校心の強い方ではなかったと思うし、卒業後は殆ど寄り付いていないのだが、行ってみたらやっぱり感慨深いものだった。

 あの頃は、20代後半ってものすごい大人に思えていた。
 共学に行ったら自然に彼氏ができたりして、20代前半くらいで自然と結婚したりして、漫画とか読まなくなったり、オタクトークしなくなったりするのかな、と思っていた。漠然と。
 もちろん全然そんなことはなくて。
 共学だろうが女子大だろうが彼氏できたりできなかったりするわけだし、結婚は自分の熱意がなければ実現しないし、漫画はむしろ財力がついた分読みやすくなったし、ストレス発散の名目でオタクトークは加熱するようになった。
 あの頃の自分に、「26歳のあなたは人間の彼氏とのデートより、自転車とのおデートの方が楽しいのよ。仕事も、やなことがあってもやめる気とかは全然起きなくて、結婚して家庭に入るより、平日一生懸命仕事して、週末を趣味に充てる方が幸せだなぁ(周りのプレッシャーさえなければ……)と思い始めるのよ」などと言っても信じないんだろうな。

 校舎の裏側には確か、駄菓子屋みたいなお店があったはず。
 文化祭の準備のとき、「文房具屋さんに買い出し」などという名目で外出して、ついでにちょっとしたお菓子とかアイスとかを買ってくる子がいたのだ。

 私自身は、行ったことはなかった。
 校則の厳しい学校で、中途半端に優等生だったので、「買い出しついでに買い食い」なんてできなかった。
(とはいえ中途半端だったので、買い出し組のお相伴にはしばしばあずかっていた)。
 というわけで、「あの頃、あの子たちが行ったであろう駄菓子屋さん」を探して、しばらく辺りをうろうろした。
 近くの商店街の店はほとんどシャッターが下りていて、お休みなのか潰れているのか分からず、断念。
 
 商店街も、近くを流れる小川も、初めて見た。
 水は存外澄んでいて、川べりの花もきれい。
 春には、多分桜が咲く。
 何年も通った場所の、目と鼻の先なのに、全然知らなかった。

 あんなに真っ直ぐに最短距離を歩こうとしないで、もっと寄り道したり、脇道に逸れたりすれば良かったな。
 と思わないでもないけれど。
 あの頃はあの頃なりに、一生懸命考えて動いていたので、今から振り返っても仕方がない。
 結局、今、スコットくんがここに連れてきてくれたわけだし。
 
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 さて、わが母校の前には、悪名高い?心臓破りの坂がある。
 斜度20%くらいのかなり長い坂で、冬場は凍結すると本当に危険、部活帰りに登るときは坂の途中で一息つく必要あり、ガチめの運動部の外周とかで走ったりする様子は地獄絵図、という感じの坂なのである。 
 今日の母校探訪の最終目的は、この坂を、学生時代は真ん中あたりで足を止めたり、友達に引っ張ってもらったりしていたこの坂を……!

 足をつかずにスコットくんと登り切ることなのだ。

 たまたま前を走っていた3人の挑戦者の様子を、まずは坂下で観察。
 TREKの若者→さすが、一度も足を着かずに登坂。
 ママチャリのおばさま→予想外に一気に登坂。ただし電動アシスト付いてたとみられる。
 ママチャリのおじさま→4分の1で自転車を降り、押して登ってた。

 さあ、行こう、スコットくん! 
 トレック兄さんには負けないぞ!
 
 というわけで登り切りました。
 足を一度も着かずに!!
 最後は足がぷるぷるぷるぷるして、息がめちゃくちゃ荒くなってて。
 坂の上に立っていた(多分私が登り切るのを待っててくれていた)おじいさんに、にやりとされたけど。
 
 でも、登り切ったぞー!!
 すごい達成感。

※ちなみに行き(下り)は怖すぎて、乗ったまま行くことはできなかった。
  押して(というより押さえて?)母校に行って、乗って登ってきたわけである。
  ほんともう、「神にでも祈るかい?!」ってレベルで怖いので。
  でもいつかリベンジしたい。

Comments

こんばんは。

母校とか引越した所、一人暮らししてた街etc、自分にとって良い意味でも悪い意味でも記憶にある街って、久々に訪ねるのも感慨深いですよね。

もっと勉強しときゃよかったなぁ、ケンカしたなぁ、デートしたなぁ、振られたなぁetc。

乗る人さんも色んな事を思い出したんでしょうね。

それにしても、劇坂を登りきって凄いじゃないですか!
これからヒルクライムに目覚めるとか⁈
目指せ、坂道くん、巻ちゃん⁈

Re: タイトルなし

イチロー様
 
 コメントありがとうございます。
 そうなんですよ! 
 納車日から、下りは怖いから自転車から降りるけど、上りは足付かないで行けたんです。
 友人には、「脚質的にはクライマーだと思うのよねぇ」と言ってます。
 もちろん冗談です。皆、おなかをかかえて笑ってくれます。

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のるえ

Author:のるえ
2014年11月22日からロードに乗り始め、未だ飽きる気配なし。
相棒は、SCOTT Speedster 20(2015年モデル)のスコットくん。

 

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