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アラサーの娘が自転車に乗るということ

 ロードバイクを買おうと思うんだよね、と言った2014年、両親にははっきり言って反対された。
 危ない(これが1番大きかった。特に父上は最初の頃、オートバイと勘違いしていたし)、趣味としても今までののるひとらしくない、などなど、色々言われたけれど、有り体に言えば両親の理解の範疇には無かった選択だったのだと思う。

 それに対するのるひとの対応。

 黙って買う。
 
 お小遣いをもらう年でもないし、正直言って勝手に買っちゃおうと思えば買える。
 で、その時ののるひとは、変わりたい!新しいことしたい!という思いが強くて、買わないという選択肢は考えられない気分だったのである。

母上 「そういえば、自転車買うって言ってたけど、あれはやめたの?」
のる 「ううん〜予約した☆ 11月くらいに届くみたいだよー」

 その後、最初は唖然としていた2人も、徐々にあのいかつい見た目に慣れ。
 私がストレス溜まっているときも、色々あってぐったりしているときも、自転車の話題だと途端に元気を取り戻すのを何度も目撃し。
 自転車乗っている間に見つけたきれいな景色を写真で撮って見せたり、祖父・祖母ちゃま家に今までより頻繁に顔を出すようになったり、休みの日におしゃれパン屋に出向いてお土産を買ってきたりするのに喜んだりしているうちに。

 なんだかんだで受け入れてもらったように思う。
 今では、父上も自転車に乗って遠出するようになったし、母上も「自転車、買ってよかったのねぇ」と言ってくるようになった。
 伊豆大島落車の傷を見たときは、母上は「もう自転車やめてよ」と一瞬だけ言っていたけれど、あっさりとそれを否定したのるひとの態度を見てか、それ以上は言わずにいてくれている。

 アラサーの娘が自転車に乗り始めて、今まで運動なんてほとんど興味がなかったのに毎週末いそいそと自転車で出かけ、怪我をしても「えへへ」と笑うばかりで、男の人の気配もなく同じ趣味の女性たちと旅行に出掛ける。
 両親としては心配な気持ちが強いだろうけれど、それはそれとして受け入れてもらえると、やっぱり子供は安心するんだなぁ。
 幾つになっても親は親なので、自立したようなことを言ってみても、結局親の嫌がることをやるのには、「罪悪感」っていう対価が伴うし。

 なぜ急にそんなことを言い出したかと言うと、ここ数日で嬉しかったことがあったからなのである。

 1つは、土曜日の世界不思議発見で、台湾の自転車一周旅が取り上げられていたのを、母上が録画していてくれたこと。
 のるひとは、結婚を控えた友と、出産を控えた友と、最後になるかもしれない女子旅の最中。
 のるひとの早い結婚を願っていた母上には嬉しくない事態だったと思うのだけれど、帰宅してみたらこんな素敵なものを用意してくれていて、とても嬉しかったのだ。もちろん、日曜日の夜は夕ご飯を食べながらじっくり視聴。
 いつかスコットくんと行ってみたい場所が、また1つ増えた。

 もう1つは今日のこと。
 母上からのLINEに若干いらっとするところがあって、1度返信したあとは、既読スルーを決め込んでいた。
 が、帰宅してみたら、机の上にこんなものが。

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 自転車柄の手ぬぐいなのだ。
 しかも、ロード、クロス、ママチャリ、ミニベロ、とちょっとずつ違う形の絵が入っている凝り具合。

のる 「これ何⁈ くれるの⁈」
母上 「タンスの整理してたら、たまたま見つかったからあげる。好きでしょ?」
のる 「うん、可愛い! 超可愛い!!」
母上 「急に元気になるww」

 親子と家族は難しい。
 でも、のるひとがしばしば他所様から、「マイペース」「自分の世界を持っている」「芯がしっかりしてて、上の人の意見でなかなかぶれない」と言われる(褒められたり、嫌味を言われたり)のは、なんだかんだ結局親は味方してくれるんだろうなー、と本能的に思っているからなのだろう。

 なので、両親にもちゃんと安心してもらわなくては。
 アラサーの娘は、モテには繋がりそうもないけれど、心底楽しい趣味を見つけたおかげで、仕事もそれに関連した勉強も、なんとか乗り越えようとしてまーす!

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2016-03

プロフィール

 

のるえ

Author:のるえ
2014年11月22日からロードに乗り始め、未だ飽きる気配なし。
相棒は、SCOTT Speedster 20(2015年モデル)のスコットくん。

 

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